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2013/11/14

鳴き声


どの国も、その国独自の動物の鳴き声の表現がありますよね。
犬なら、わんわん。猫なら、ニャーニャー。

当然、ロシアにもあります。

あまりにも違くて面白かったので紹介します。

レベル1
猫:ニャーニャー:мяу мяу ミャウミャウ
牛:モー    :му    ムー

レベル2
犬:わんわん  : Гав Гав ガフガフ
カエル:ゲロゲロ :  ква    クヴァ

レベル3
豚: ブゥブゥ    :хрю хрю フリューフリュー
鶏:コケコッコー : кукареку  クカレクゥー



いやいや、 豚さん、絶対そんな風には鳴いてないでしょ。


2013/11/09

語呂合わせ


町は寝静まっている。

窓から外を眺めると、行き交う人も疎らで、
車のエンジンの唸る音が微かに聞こえるのみ。
静けさの漂う夜の寝室で、ベットに寝転がり目を閉じ、その音を聞く。
ブルルゥゥゥゥン。 キィーッ。プップー。

眠りの訪れを待つが、なかなか寝付けない。 

「ああ、寝れない。明日も早いのに…」
小さく漏れた溜め息を聞く人もなく、私は諦めて枕元のランプを灯す。
その淡い光の下で、私はひたすらに閃きを待つ。
紙とペン、そして一つの辞書を携え、深い思考の淵に沈む。

!!!

きた!!

首ほっしぇーや!(шея:シェーヤ:首)」

閃きの拾い零しがないように、急いで筆を走らせる。

ふふふ。
何を隠そう。
私はロシア語の語呂合わせを作っているのだ!


遡ること、中学時代。
日本史の年号を覚えるために語呂合わせを作ったのが始まりだった。

記念すべき、最初の語呂合わせ。
「なにさ(723年)三世一身の法。梨見(743年)せて、墾田永年私財法。」

それからというもの、私は語呂合わせの虜になった。

高校時代の毎日の様にあった英語の小テスト。
日本史や古文…ありとあらゆるものに自分の語呂合わせを作った。


ということで、これからはたまに、(主に自分の為に)
ロシア語語呂合わせを載せていこうと思います。

ロシアに興味有る人も興味ない人も、一緒に楽しく覚えちゃお☆てへてへぺろぺろ


一人きりの寝室で、今静かに幕が上がった。
ロシア語伝説は始まったばかり。


だから、私はこう言いたい。

まだまだ奇跡の途中だ!(чудо:チューダ:奇跡

 

2013/05/24

晴れ時々コート


本日のロシアは大変寒いです。
気温は10前後なんですが、雨が降っていてとっても寒い。

昨日は半袖だったのに、今日はコート。
ロシアではままあるようです。
(やっぱり、その国の風土とその国の人間って似るのね。笑)

最近暖かいから、とすっかり油断してしまい、ブルブルと震えながら学校に向かいました。


ロシア語で、『雨が降る』は Идёт дождь.(イジョート ドーシチ)と言います。
不定形 идти 過去形шёл шла шло шли
『雪が降る』も同じように Идёт снег.(イジョート スニェーク)で表現できます。

『Идёт』は色んな意味を含む動詞ですが、
 Я иду в кино.(私は映画を(歩いて)見に行く。)のように基本的には『歩く』ときに使う単語です。

なんだか、雨も雪も擬人化されてるみたいで、お気に入りな表現です。

ロシアは例年、4月~5月、9月~10月は雨が多いようです。
先週は、雷を伴う暴風雨が一瞬あって、
「ロシアでも雷鳴るんだ~」なんて感慨深く思ってしまいました。
 よく考えなくても当たり前のことなんですが、
最近ロシアが日本と同じ地球上にあることを忘れることが多いので。笑


ロシア人って、雨が(というか、濡れるのが)嫌いな人が多いです。
傘をさしてる人は日本よりは少ないですが、その他欧米に比べたら多いと思います。
小雨でも傘をさしています。
こちらは折りたたみ傘が主流なようで、
大きなバーブシュカ(おばあちゃん)が小さな傘に頑張って入ってる姿が、私は妙に好きです。


それにしても、雨の日って人間の本性がでると思いませんか?
傘をさすとき周りに気を使う人とか、雨に濡れたくない一心に他人を押しのけるとか人とか。
逆に雨の日にハイテンションになってノースリーブで寒い中頑張っちゃう人とか。

そういう、季節や天気から見えてくる人間模様が大好きです。

ロシア語もまだまだで、周りの人とも少し距離があるような中、
そうした人間らしさを垣間見るとホッとします。

ああ、ロシアも日本と同じ地球上にあるんだな~。

なんて、当たり前のことに感動を覚えるのは、私が年をとった証拠でしょうか。



~番外編~

雨になると、足の踏み場もないくらい糸ミミズが繁殖してるんですが、
なぜなのか知っている人いたら教えてください。

あやつら、いつの間に、どこから出てくるの?

2013/05/10

言葉について


今日は2月23日にあった祖国防衛の日の振替休日。

最近寝つきが良くないので、母のアドバイス通りに休日も規則正しく起きるように心がけている。

しかし、やはり休日だと思うとぼんやりと過ごしてしまう。
日本から持参したインスタント味噌汁片手に、物思いにふけること数時間。
とりあえず何かやらねば、という心の声に従って、部屋の掃除とブログを書く事にした。
(なぜそのチョイス。)


ということで、今日は言葉の話。


度々話題に出しているが、クラスメートは色々な国から集まって来ている。
アメリカ、ドイツ、チリ、ギリシャ、ルーマニア、ウクライナ、アゼルバイジャン。

ロシア語に不慣れな外語人が集まって何語で話すかというと、当然英語になる。
一番年下は19歳、年上は30代後半と年齢差はバラバラだが、皆流暢に英語を話す。

お恥ずかしながら、スラスラと話せないのは日本人と中国人のアジア勢のみだ。(ロシア人も。)


話には聞いていたが、実際目にするとかなりショックだった。
こんなに差があるなんて、と。

しかも、母国語と英語以外の第3言語を話せる人も多い。


日本では、ほとんどの人が中高大と約10年間は英語を学ぶ仕組みになっている。
最近は小学校でも英語の授業が導入され始め、国際化が進んでいると言っていいだろう。
(就職するときに英語が必要な会社もあるものね!)


字を書かせれば本国の人よりも上手に書き、文を読ませれば日常使わないような単語も和訳できる。

しかし、会話となると出来る人はめっきり減る。
10年も学んで話せない人がほとんどなのだ。


もちろん、理由は色々とあると思う。

日本は島国で孤立してる。
しかしヨーロッパ圏などは隣国が近く、そのため必然的に言葉の雰囲気が似通ってくる。
(男性・女性名詞があるとか。)

アルファベットや文法が似ていれば、確かに覚えるのは難しくなさそうだ。

発音だって似ている音が多い。
LとRの区別がちゃんと出来ないと言ったら、クラスメートに「嘘でしょ!?」と驚かれたことがあった。
自国に存在しない発音もあるだろうけど、皆聞き取りは簡単そうだ。

単語も同じような語源のものが多い。
 実際、ポルトガル語とスペイン語でも話が通じるし、ロシア語とウクライナ語でも通じる。
(日本人が中国語の意味を少し理解できるような感覚だが、発音が違うため会話はできない。)

抑揚だって、高低差のみの日本語に対して、英語もロシア語も抑揚の種類が豊富だ。


その点を考慮すると、日本語話者にとって外国語習得というのは本当に難しいことだと思う。
共通点が少ない中、1から学ぶというのはなかなか根気のいることだ。

しかし、外国にいる今、そうは言ってられない。

会話できなくったって、買い物はできるし日常は生きていける。(経験談)
友人も作れるし周りも親切にしてくれる。

けど、人間関係はやはり会話によって理解し合えることの方が多いと思う。


こちら側に話す意思があれば、多くの人は聞こうとしてくれる。
注意深く話を待ってくれる。
けれど、会話特有の雰囲気はなくなってしまう。

会話はキャッチボール。
と、言われるように会話には動きがあるものだ。

言葉を模索している間に話題は進んでしまう。


会話のリズムを壊さぬように話をしたい。
ジョークで笑いたいし、真剣な話もしたい。

このムズ痒さと悔しさをバネに、今後とも英語もロシア語も、もしかしたら他の言語も一層頑張って勉強していきたいと思う。



という、ただのグチと決意表明の記事でござんした。

そしてちょっとずつロシア語の記事も書いていきたいな。(希望)


2013/03/21

ロシア語話せるの?



この間、父に「本当にロシア語の勉強をしてるのか?話せるのか?」
と訝しがまれたので、ここははっきり言わせてもらおう。


あまり話せません!!!


 というのも、言い訳させてもらうと、(ロシア語のレベルはもちろんだが)そもそも日本語ですら会話があやしい。

心の準備をしてないと言葉は出てこないし、吃るし、単語は間違うし。
外国人並みのカタコト具合だ。


親しい人ならわかると思うが、私の相槌はほとんど「え~?」「へえ~」「すご~い」の三つで成り立っている。
これは決して会話を聞き流してるわけでも、相手を馬鹿にしているわけでもない。
必死に考えた結果なのだ。
必死に考えて、本当にこれしか言えないのだ。

気の利いた一言、なんて小洒落たものは言えない。


つまり、ロシア語にすると「Xорошо!!(ハラショー)」の一言で終わってしまう。

Как дела?」(調子はどう?)
Xорошо!」(いいよ~)

Сегодня очень хорошая погода.」(今日はいい天気だよ~)
 「Xорошо!」(いいね!)

「ты не надо будешь поехать на уроке завтра.」(明日は授業にでなくてもいいよ。)
「Xорошо!」 (了解。)

ってな感じなのだ。


というか、そもそも学校で会話なんてあまりしない。
アルセニーという先生が一人でぺちゃくちゃ喋って、一人でウケて笑ってるだけで、クラスメートたちは黙々と絵を描いている。
しかも最近疲れが出てきたのか、本当に誰も一言も発さない。

まるでみんなで座禅でもしているかのようだ。  このままいったら悟りを開けそうです。はい。


つまるところ、ロシア語以前の問題、というわけだが、
そうとばかりも言っていられないので、毎日机に向かってカリカリ勉強頑張ってますよ。ドヤッ


しかし、どうしたらコミュニケーションとやらは上達するのだろうか。
ロシアに来て半年。
どんどんコミュニケーション能力が下がっている気がする・・・。

「暖かくなったら遊びに行く!」を合言葉に今日も引きこもり頑張ります。
 

ロシア語の授業の休憩中、疲れて眠ってるクラスメートの方々。
大きい体して可愛いのう。


~番外編~

夢を見た。
指についた絵の具を舐めたらすごく美味しかったので、食べてみようと思い立ち、
新しい真っ白な油絵具のチューブを一気に半分位口に入れて頬張っていた。
やっぱりすごく美味しかった。
けど、突然「こりゃ勿体ない」と思い直し、口から出した絵の具で絵を描き始めた。

真っ白な絵の具がやけに印象的だったんだけど、何か意味はあるのだろうか・・・
夢診断に詳しい人 、教えてちょ。


 というか、夢まで軽くコミュ障な気がしてきた。笑