2013/06/29

ロシアの夏


ロシアももう夏です。
暑いです。

最近はずっと28度前後です。

ロシアの一般家庭(はおろか、学校も)クーラーが無いところが多く、
どこにいっても暑いです。

私お得意の引きこもりをしても暑いので、暑さが苦手な私はすっかり参っております~><


全開の「このまま寒くなっていくのでは」なんて心配もなんのその、すっかり夏。

ロシアは冬のイメージが強くて、当たり前に夏が来ることを忘れてました。


さて、そろそろ7月。
私の帰国も近づいてきました。

さすがに日本食が恋しい。

というか、美味しい食べ物が食べたいです。

ロシアの料理、決してまずくはないんです。
ボルシチとかもちろん美味しいし。

けどね、けどね、これだけは言わせて欲しい。

ロシアの料理刺激的な何かが足りない。
スパイス的な何かが足りないのよ~;;


日々、Google先生で食べ物の写真を見ている私は思うわけです。

日本って本当にグルメな国だなあ、と。

 

2013/06/21

夏の雪



6月になると、ロシアではТополь(ポプラ)の木から綿毛が降ってきます。





どこからともなく降ってくる様子はまるで、雪さながら。


綿が飛んでいる光景なんて始めて見たけれど、なかなかキレイ。
寒くない雪っていうのも良いものですなあ。
けど、顔に当たるとムズムズします。笑

日本では、ポプラの木自体が身近ではなかったけれど、ロシアではポピュラーなようです。
暗くて見えないけど、木にたくさん綿毛がついています。
 こんな感じ。なんだか可愛い。

降ってくる綿毛を必死につかもうとしている今日この頃。
怪しいのは百も承知。
運動音痴を克服するのだ!と意気込んで頑張っておりますが難しい・・・。


いつぞやの真夏日はどこかへ、最近はまた肌寒い。

夏が来ないまま冬に向かっていくんではないかと、戦々恐々としております。 


~番外編~

ポプラの木。Тополь(トーポリ)。

ロシアではミサイルにもトーポリという名前をつけているらしい。
 

トーポリの綿毛のようにどこに飛ぶかは分からないってか。
おそロシア~~(°_°;)

2013/06/16

GOOD WILL HUNTING[1997]


It's not your fault.

 

監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マット・デイモン 、ロビン・ウィリアムス、ベン・アフレック他

青年ウィルは天才的な頭脳を持つが、過去の出来事によって心を閉ざし非行に走っていた。
そんな折、彼の才能に気づいたMITの数学教授ランボーはなんとか彼を更正させようと、
自分の友人であり心理学者のショーンとのカウンセリングの場を設ける。
ショーンもまた、妻を亡くし、心に傷を負うものだった。
最初は反発し抵抗していたウィルだが、ショーンの心に触れ次第に心を開いていくが・・・




どうしようもない傷があったとしても、孤独に苛まれていたとしても、
たったひとりでもいいから自分を認めてくれる人がいたら、人間は生きていける。

そのたった一人を求めて、人は一生をかけて
愛を探すのかもしれないし、自分の才能を磨いていくのかもしれない。


尊敬する師や、なんでも分かち合える友や恋人というのは、
人生で出会えたとしても、ほんの僅かだろう。

一体、どれだけの人が妬み恨みなしに心底相手の成功を喜べるのだろうか。


この映画は、人間関係の、まさにお手本のようなものだと思う。

友人の悲しみを慰め、望みを手放しに応援できるような人でありたい。
偽善的といわれても、それは不可能ではないはずだから。

時にわだかまりがあっても、それでも分かり合えたのなら、
これ以上の幸福はないはずだ。

理解者がいることほど、揺るぎない自信になるのは無いのではないだろうか。


数多くなくて良い。
少数でも、そいういう人間関係を築いてゆきたい。


悲しい涙も辛い涙も嬉しい涙も、全部この中に詰まってる。
 信じられないくらい泣いてしまった。

しかも、脚本はマット・デイモンとベン・アフレックが
学生時代に共同で書いたというから驚きだ。
若き日の二人の天才に拍手!><

心を閉ざした天才少年っていう設定は有りがちなんだけども、
そんなのは気にならないくらいの名台詞の数々。

ぜひ映画で確認してください!

2013/06/13

留学に必要なもの


帰国も近づいてきたので、
留学に必要なものとか。

随時更新するかも。



絶対に必要なもの

・命
・パスポート
・VISA
・インターナショナルカード(シティバンク等。予備含め2枚)
・お金
・必要書類原本


 必要なもの

・防寒具(コート、帽子、マフラー、手袋、タイツ、靴下、ジャケット)
・靴(ブーツと運動靴。ロシアは歩くし冬場は滑りやすいからヒールなしがオスス)
・薬(酔い止めとか、腹痛用とか。外国のは怖くて使えない)
・ケータイ(simフリー)
・ノートパソコン
・辞書(私のはEX-word VD-D7700)
・下着(2枚あれば生きてける)
・服(オシャレよりも防寒!夏服も少々)
・カバン(口がちゃんと締まるもの。リュックは危ない。)
・変換プラグ(ロシアはCタイプ。2コ)
・化粧品など
・やる気

持ってきてくるべきもの

・デジカメ
・文具(特にボールペン。)
・スケジュール手帳
・ドライヤー、ヘアアイロン
・爪切り、くし、生理用品など
・乾電池
・勉強道具(日本語で説明の書いてあるロシア語文法)
・めがね
・乾燥対策(ハンドクリームとかリップクリームとか)
・歯ブラシ
・タオル(小さいの1、2枚あるとよい。出来れば大きいのも。)
・はさみ、カッター
・本(少し)
・日本食品(インスタント味噌汁とか抹茶ラテとか)
・鏡
・音楽プレーヤー
・ポケットティッシュ
・折りたたみ傘
・S字フック
・クリアファイル
・お箸
・ビーサンやスリッパ
・ 勇気


次回もってきたいもの

・元気



まあ、質は悪いけど大抵のものは手に入ります。
最低、命とパスポートとお金があれば生きてける。


2013/06/11

お見送りパーティー


今日はTuleが一足先にアメリカへ帰るので、アカデミーの庭でお見送りパーティー。



なぜかパーティの時の料理担当になってしまう日本人。
人生でこんなにスシ作ったの初めてだよ。笑
 上手く真ん中に具が来なかった・・・
 Japanese Pizza!
ソース手作り!美味しかったぜ、ひゃっほい(^O^)
 クラッカー。イクラのディップにつけて、美味しかった。


ワインやシャンパン飲みながら談笑。
スパークリングワインというものが美味しかった!

本当に、最近昼間から飲んだくれてる。

かわいいよクリストーバル。かわいいよ。
お好み焼きがたいそうお気に入りのマリレナ。

悪い顔のベルナンド
ロシア語の先生ナターリアとイポーンキー


ハトもご飯を狙ってた。
こっちのハト、人に慣れすぎ。遠慮しなさい、遠慮。

綺麗なお花。
2ヶ月前までは花が咲いてるなんて信じられなかった!

今日は涼しい気温。
けど、ナターリア曰く、こんなに連日太陽が出てるのは珍しいそう。
いつものこの時期は、とにかく雨、雨、雨。

太陽の恵みに感謝!

ご飯作りはちょっと大変だったけど、美味しかったし、楽しかったし満足。
レストランもいいけど、ピクニックは格別。

ロシアって、歩き酒の人が多いんだけど、気持ちがよくわかる。
こんな気持ちのいい日は確かに、外で飲みたくなる!笑

そして、今年始めて蚊に食われた!かゆい~><


~番外編~

ロシアのベンチはこんなベンチ。



2013/06/08

Элегантная праздника


今日は休みが始まってから2、3日ぶりに外出。笑

とりあえず、今やっている教科書が終わるまでは遊ぶまいと決めているので、
せっせと勉強を進めなければ><!


私、本当に寝汚くて、今日も昼頃に起床してしまったので、
今日のテーマは優雅な休日にしようと自分に言い聞かせ、仕方なしにノロノロと準備。

この前古着屋さんで買った黒いワンピースを来ておめかしすると、
なんだか突然出かけたいような楽しい気分になってくる。

浮き足立つような気分のまま外へ出ると太陽が眩しく光り輝いていて、
 小鳥のさえずりも、木漏れ日も、朝の様子しか知らない私には目新しく映る。

やっぱり外の空気は新鮮だ!

・・・と思いきや、そこら中で工事していて少々埃っぽい。


なんだよ、出鼻くじかれたよ。と思ってしまったのは内緒。

日本では年末になると工事が盛んになるのと同じように、
ロシアでは初夏が工事の時期なのだろうか?

まだ固まっていないアスファルトの上を、転ばないように気をつけつつ歩くこと数分。

目的の地、coffee shop companyに到着。
行動範囲狭いなんて言わないで(´・ω・`)

クロワッサンでお腹を満たしお勉強タイム。



その後は公園へ。
行動範囲狭いなんて言わないで(´・ω・`)

緑と青のコントラストの美しいこと。
ロシアの冬を体験したからこそ感じれる幸福とは、このことです。



太陽の光を浴び、心地よいそよ風に吹かれながら、
大好きな三島由紀夫の金閣寺を読むひと時。

休日の午後。
 



そう、これだよ。これ。
この優雅さ!
ロシアに来てから長く望んでいたものよ!


ロシアの風情と日本の情緒。
なかなか合うではないか。

THE BUTTERFLY EFFECT[2004]


I will come back for you.

 

邦題:バタフライエフェクト
監督:エリック・ブレス 、J・マッキー・グルーバー
出演:アシュトン・カッチャー 、エイミー・スマート、ウィリアム・リー・スコット、エルデン・ヘンソン他


 少年エヴァンは幼いころから度々記憶をなくすことがあった。 
成長してからはその症状もなく平和に暮らしていたが、
ある日、昔の日記を読むと過去に戻れる能力があることを知る。
自分のせいで幼馴染の人生を狂わせたことを悔やみ、過去を変えることを決意する。
だが、過去を変えたことによって変化する未来はどれも幸せな結末ではなくて・・・
愛する人が幸せな未来を生きれるためにエヴァンはひとり模索してゆく。



怖かった!
本当に怖かったっっ!
けどすっごく面白かった!


主人公が良かれと思って選択していく未来は、周りの人の人生や人格を変えてしまう。
しかも、そのどれもが『有り得なくない』から恐ろしい。


バラフライエフェクト、とは蝶の羽ばたきのような極めて小さなものが、
やがては無視できないほどの大きな差になる現象のことらしい。

私たちが日頃、無意識のうちにしている選択の一つ一つが将来に影響を及ぼしている。
そう考えると、やはり時間を無駄にせず勉強しなくては、と思ってしまう私はロマンがないだろうか。

無意識の行動が、時には思ってもみなかった人を傷つけることがある。
それは、平凡な日常を生きている私たちにも起こりうることで、
この映画を他人事と呑気に傍観してはいられない。


エヴァンは、残酷な現実を変えるために何度も過去を変えるが、
彼の父親の言った「You can't play god,son.」という言葉の通り、
人間が神様の真似事をしてはいけないのだ。

エヴァンの「みんなを幸せにしたい」という気持ちは決して悪いことではないけれど、
もっと他にも幸せな守り方があったんじゃないだろうか、と思ってしまう。

ハッピーエンドなんだだけど結末が切なすぎて。
見終わったあとも、しばらく暗い気持ちになってしまう。
まあ確かに、あれ以外にスッキリする終わり方はないんだけど。


それにしても、トミーが怖かった。
 一言で言えば、家庭環境のせいなんだろうけれど。
出てくるたびにビクビクしてしまったよ・・・(*_*)

2013/06/07

Александр Сергеевич Пушкин


本日6月6日はロシアの偉大な詩人プーシキンの誕生日だそうで、
それを記念して「ロシア語デー」とされているようです。
Voice of Russia より)

全然そんなこと知らなかったですが、
私も今日は一日部屋にこもってロシア語の勉強をしておりました。


ということで、 今日はプーシキンについて。



Kiprensky Pushkin.jpg
アレクサンドル・セルゲービッチ・プーシキンは1799年6月6日にモスクワで、
ピョートル1世に寵愛された軍人の祖父を持つ母と由緒ある貴族の父の間に生を受けました。

彼は早くから文学に触れ、才能を開花させていきます。
リツェイ(学習院)での試験で朗読した自作の詩『ツァールスコエ・セローの思い出』が、
デルジャーヴィンに認められ、ロシアにその名を知られるようになりました。

しかし、次第に反政府な作品を発表していき、ペテルブルクを追放されてしまいます。

一旦はペテルブルクに戻れるものの、1825年に起こったデカブリストの蜂起のあと、
デカブリスト(十二月党員)を友人に持つプーシキンはまた政府の厳しい監視下に置かれます。

1831年、プーシキンは美人と評判の高いナターリア・ゴンチャロワと結婚。
2男2女に恵まれます。(長女マリアは小説『アンナ・カレーニナ』のモデル。)

1837年、妻に執拗に言い寄るフランス人士官ジョルジュ・ダンデスとの決闘の際に受けた傷が元で亡くなってしまいます。
(このフランス人士官はなんとプーシキンの妻ナターリアの姉と結婚していたそうな!)

38歳と、若くして没したプーシキンですが、
その生涯に数え切れないほどの偉大な作品を残しています。


デカブリストの蜂起の際に逮捕された友人に宛てた詩、 
если жизнь тебя обманет(もし君が人生に裏切られても)は 
 Reinhold GliereGeorgy Sviridovよって作曲されてます。

(私はスヴィリードフ作の方が好き。)

↓でスヴィリードフ作が視聴可能。
(если жизнь тебя обманет

グリエール作



Если жизнь тебя обманет,
もし人生が君を裏切っても

Не печалься, не сердись!
悲しんではいけない、怒ってはいけない!
 
В день уныния смирись

 憂鬱な日であっても甘受するのだ
 
День веселья, верь, настанет. 

歓喜の日は、信じれば訪れる。

Сердце в будущем живет;
心は未来を向いて生きている

Настоящее уныло:
本当の苦しみも

Все мгновенно, все пройдет;
全ては束の間、全ては過ぎ去る

Что пройдет, то будет мило. 
過ぎ去れば、その苦しみさえ愛おしくなる。

2013/06/06

ビスタスカ


今朝家を出ると、玄関がこんなことに。

 誰かが祝われた名残って、なんとなく幸せな気分になる。



今日はアカデミーでОбход(アプホット)でした!
テストのようなもの。
 今回は年度最後のアプホットなので、気合もなかなか入っておりました。

けど、拍子抜けしそうなくらいまったりしたまま、解散。
さすがロシアだ。笑

ロシア語のテストも終わったし、 締りのないまま今年度の授業が全て終了しました。
次は7月にあるテストを頑張るのみ!


記念に、前のクラスの先生のアルセニーとパシャリ。
最初はイヤミなやつ!って思ってたけど、今はすごく好き。笑 

私の頭の後ろにチラリと見えるのが作品。

「ユーリャ、最初の作品覚えてるか?お前上達したよ!」
と言ってもらえました。 うれぴーよー。(;_;)


ロシアに来て、一つのことに本当に真剣な人に出会えたのがすごくいい経験。

もちろん、どこの国でもどんな場所にでも一つのことに真剣な人はいるんだけど、
自分も真剣にやる覚悟ができたからこそ、今いるロシアの地で出会えたのかな、とも思ったり。


とりあえず今は、自分を褒め称えて労ってベッドに寝っころがりたい!


ちなみに、わたしの名前をロシア語で書くとこうなる。
 

ロシア語でも、名前は一文字。
毎回ロシア人に笑われる。

2013/06/05

ビスタフカ準備


今日はビスタフカ(展覧会)準備でした。
人数が多いため、前日からの準備です。





すごく時間かかりましたよ~。
9時半に集合して、解散したのは3時すぎ。
その間お昼休憩もないし、お腹がぐーぐーなっておりました。
 まあ、一番大変なのは先生なんだけどもね。


今回は、年最後のビスタフカということで、
一年間に描いたものを全て持ってきました。

↓私の荷物たち。


そして、先生が一人づつ見ていき、取捨選択します。
↓こんな感じで並べて選んでもらいます。



↓真ん中の緑と白の半袖の人とその横の女の人の横に微かに写ってる男の人が先生。笑



今日手直しするために持って帰ったコンポジがあるので、明日は少し早く行かなくては。

それにしても、 明日緊張するな~。


~番外編~

準備終了後は、前のクラスで一緒だった中国人たちとランチ兼夕食。
ビールも飲んでテンション上がったのか、気づいたら4時間経過。笑
(ここ数日毎日飲んでます。母上許してちょ。m(_ _)m)


食事中、隣の席に座ったのは私がこっそりセクシー豚さんと呼んでいる20代後半~30代前半の男の人。
彼は展示するときの4人しかいない選抜メンバー(飾れるスペースが大きい)で、本当に絵がうまい。
いつも髪型も服も(バブル時代風に)バッチリ決めてるぽっちゃりさん。
最初はダサッ・・・と思っていたけど笑顔が思いの外可愛くて仲良くなった。

しかし、私は午前から授業、彼は午後から授業で日頃会うことが少ない。
会えるのは今日みたいな展示会準備の日くらいなのだ。

彼は英語もロシア語も話せないけど、せっかくだから色々話した。
気持ちさえあれば、コミュニケーションなんとかなるのだ。

いつから描き始め、どんな経緯でロシアに来たのか、とか。
自分は誰々の絵が好きだから作風を真似てる、とか実に嬉しそうな顔をして語ってくれる。

好きな歌手はX Japan。
ウルトラマンも好きでシリーズ全部言える。

さすがバブル時代なだけあって、色々知ってるねえ!
なんて思っていたのもつかの間。

突然、神妙な面持ちで一言。

「実は、僕19歳なんだ。」と。


え?

漫画の様に目を見開いてしまいましたよ。
空いた口が本当に塞がらなかったよ。

老けすぎだろ!!!!

 ってツッコミたくなったけど、本人が一番気にしてて、
「僕は見た目は老けてるけど心は若い」とか、
「ほら、僕は見た目が老けてるから年上とも仲良くできる」とか
「彼は見た目は若いけど、僕は老けてるから・・・」とか
誰も聞いてないのに必死に何度も言っていて、すごく可愛かったです。笑


 以上。くだらない話でした。

ちなみに、あだ名はハルクらしいです。緑色の怪物の。
確かに似てる。笑

2013/06/04

会話のテスト


なんて清々しい日なんだろうか!





無事にロシア語の会話のテストが終わりました。
5とれたよ~嬉しいよ~><!

ということで、テスト後は今流行りの女子会。笑




ランチ代わりにピーシュキを片手に、メトロそばの公園でまったり。





ノド渇いたからジュース飲もうとしたら・・・
さすがロシアや。

缶のプルタブだけ取れた。笑


見かねたマリレナが家の鍵で開けてくれました。
ワイルドだわ。


度々小鳥がピーシュキをもらいにやってきて可愛かった。



ロシアはもう夏。
普通に夏。

そろそろ授業も休みに入るのかと思うとワクワクします。

残るはアップホッドだけ!



2013/06/02

卒業証明書の提出の流れ


ロシアの留学では、いくつか絶対に必要なものがあります。

例えば、VISAを取る際に必要なHIVの検査。
パスポートの有効期限。(出国予定より3ヶ月以上ないとダメ。)

大学に入学するなら卒業証明書・成績証の提出などなど。


かく言う私も、卒業証明書提出が必要だったんですが、
この道のりの大変なこと大変なこと。

去年の11月くらいから始め、ようやく提出可能な段階まで来ました。
長かった・・・
ロシア嫌いになりかけた・・・

証明書のあれこれ という記事以降も必要なことが山積みで。笑

日本でリサーチ不足で大変な目にあいました。笑
きちんと自分で調べることをオススメします。



ということで、留学の際に必要な卒業証明書・成績証の提出までの流れ。


注意:私がしたのは安く済むけど恐らく一番スムーズでない方法。
下記はなるべくスムーズになるための方法です。

学校によっても必要なものが変わるらしいので、
心配な人は自高いけど代理人等通したほうが安全かな?)



日本ですること。

1、卒業証明書、成績証を卒業した(もしくは予定の)高校からもらう。
 
できれば英文が望ましい。
というのも、ロシアの小さな翻訳所では日本語→ロシア語ができない。
大きなところは可能だけど値段が高い。
ホント~~~~に少しでも日本語があるとやってくれないので、
高校の住所や校長先生のサインも英語で! 
  

2、 公印確認もしくはアポスティーユを取得する。

外務省のHPに詳しく載ってます。学校機関によって必要なものが変わります。
わからないことはとりあえず、駐日ロシア大使館(領事館)に確認を。

私は日本でアポスティーユ取得を忘れしまって、
在サンクトペテルブルク日本領事館で印章証明していただきました。
 
アポスティーユを忘れたっていうのが一番話をややこしくした原因。


日本で日本語(英語)→ロシア語翻訳してもいいのですが、
ロシアはロシアからの印章証明が必要で、ロシアの翻訳所が一緒に証明してくれるので
ロシアで翻訳したほうがスムーズだと思います。
 


ロシアですること

( とりあえず、大学に持って行って何をすべきか聞く。)


3、翻訳所で、卒業証明、成績証、パスポートを翻訳してもらう。

ロシアはパスポートの翻訳も必要です!


4、нотариус(ナターリウス)という公証人役場で必要な場合公証。

普通は翻訳所がしてくれる。(合体してるところが多い)


5、同じくнотариус(ナターリウス)で書類のコピー

学校にコピーしろと言われたのでしたけど、必要ない気もする。一応。
この時、パスポートの翻訳の提出が必要です。


6、 Имоп(イモープ)へ行き書類提出。

正式名称Институт международных образовательных программ
英語だと Institute of international educational programs

 国際教育プログラム大学(?)です。

無事受理されると↓のような紙をもらえます。
このとき、かならず卒業証明書等オリジナルが必要です。




 7、指定された日時に1000ルーブルもってまたイモープへ。

 8、学校に書類提出。



以上、たかが紙2枚ちょっと。されど紙2枚に必要な流れでした。笑

手順だけ書くと随分簡単にできそうですが、ここはロシア。
実際にするまで何が起こるかわかりません。
受付の人によっても言うこと全然違うし、必要なものもコロコロ変わります。

恐らく、事務手続きの間はかなりイライラすると思います。

けどまあ、どんな問題があったとしても、
パスポートとVISA、卒業証明書等の原本、お金と時間があればなんとかなります。




けど私はもう二度としたくない。笑