2013/02/23

男性の日



2月23日はロシアでは『День защитника Родины(祖国防衛の日)』です。
 別名 男性の日。

 国を守っていくれている男性への感謝の日だそうで、女性から男性へプレゼントを渡します。
(ちなみに女性の日もあります。3月8日です。)

ソ連時代は『赤軍の日』という名前でした。
『赤軍』とは、第一次世界大戦中、対ドイツ軍のために作られた労働者と農民による軍で、
つまり元は軍の誕生を祝う休日だったそうです。
 けれど、ソ連解体後この休日は廃れていってしまいました。


しかし!!!

プーチン大統領が2002年に正式に祝日に制定しました。
こうして見事『祖国防衛の日』として復活を遂げたそうな。



そして、おもしロシアな決まりで休日の前日は仕事や授業が短縮になるらしく、
昨日は午後のロシア語の授業がなしにりました。

なのでクラスメートたちと寮のキッチンでプチパーティー。
唐揚げや寿司などちょっとした日本食を作りお酒片手に談笑。















パーティー後の帰宅途中。
メトロへの夜道を一人歩いていると、
肩を組みながら、歩きタバコならぬ歩きお酒をしている男性数組に出会いました。
みんな機嫌良さそうに大きな声で笑いながら話しています。
「休日(の前日)を楽しんでいるんだろうな~」と微笑ましく思ったものの、
よくよく考えると、あれ?歩きお酒っていつもしてるよね?

単なる平日の午後6時あたりには既に、ビン片手に出来上がってる人をよく目撃します。


飲酒する人々は平日祝日関係なくロシア人なのでした。

今日もぺテルは平和です。



2013/02/22

O Alquimista



どうも、さっそくサボっておりました。
毎日毎日学校にしか通ってないもので。書く事がないのです。


ということで、おすすめの本のご紹介。



『アルケミスト~夢を旅した少年~』 パウロ・コエーリョ作 角川文庫



羊飼いの少年は、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じて旅に出た。
長い時間を共に過ごした羊たちを売り、アフリカの砂漠を越えて少年はピラミッドを目指す。
その途中で様々な出会いと別れを経験し、少年は人生の知恵を学んでいく。



 繰り返し読むごとに、味わい深くなってゆく不思議な本。
私が留学を決心した、きっかけのひとつでもあります。


名言がありすぎて書ききれないので、ひとつだけご紹介。



『傷つくのを恐れることは、実際に傷つくよりもつらいものだと、おまえの心に言ってやるがよい。
夢を追求している時は、心は決して傷つかない。』



これ!これ!!
今まさに私ロシアで感じておりますよ!

未経験のことは恐ろしく感じてしまうけど、実際に経験してみればなんてことはない。
怖い怖いと思っていたことさえも気づいたら過ぎ去っているものです。

飛行機の乗り換えも、言葉や学校への不安も、なんとかなった!
死にはしなかった!笑



何よりも一番重要なのは夢を持つこと。
それが真実の夢なら、きっと困難も困難と思わずに乗り越えらるのではないのかなと思う。
(たまには愚痴をこぼしたくなるのだけど。)


かの有名な一休宗純和尚もいっております。

この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ危ぶめば道はなし
 踏み出せばその一歩が道となる迷わずゆけよ、ゆけばわかる


まあ、とりあえず立ち止まらずに進めってことだ。
(たまには過去を振り返りたくもなるのだけど。)



そういえば、アルケミスト日本に置いてきてしまったよ。
しょぼーん(´・ω・`)

2013/02/17

春の兆し


最近、日が長くなった気がする。




ロシアへ来てまず驚いたのが朝の暗さだった。
それはもう、真夜中かと思うくらい暗い。(↓11月始めの朝7時頃)

















学校へ向かうとき、電灯や家の明かりを頼りに、転ばないようにゆっくりと歩く。
慣れない靴と慣れない氷道は非常に滑りやすい。

そんな私を横目に、ロシア人たちは早足で過ぎ去っていく。
それはもう、有り得ないくらい早い。
こんな時に足の長さの違いを実感する。


暗く寒い道の途中、滑って盛大に尻餅をつく度に、
何やら、何か大事なモノ(主にやる気)も落としたような気になり
学校に着く頃には身も心もボロボロになっているのが常だった。


それが、近頃のロシアさん、朝が薄明るい。
気のせいではない。
私がロシアに慣れたせいでもない。


冬が終わったのだ!




今年は例年稀に見る大寒波が来ると言われ、どんな寒さになるものか怖々としていたが、
 なんて事はない。ぺテルではちょっと気温が-20°以下になり、鼻の中が凍るくらいだ。
ジーンズを穿いても足が痛くなり、手袋をしても手がかじかむくらいだ。

 
ホストマザー曰く、「今年の冬は暖かかった」



そんなロシアも雪解けが始まり、春の兆しが見え始めてきたようだ。
まだ気温は氷点下だが、それでもうんと過ごしやすい。
長い冬が明け、これからは街もだんだんと賑やかに彩り豊かになっていくのだろう。




























そして私は今日も部屋にこもり、寒さとは無関係の生活を送るのであった。



2013/02/16

ロシアの隕石のはなし




15日にロシアのチェリャビンスク州(ウラル南部)で隕石が降ったそうな。
いや~こんなものが降って来るとは。おそロシア。
皆さん、頭上には十分注意してください。




しかし朗報。
1000人以上が負傷した(早く良くなる事を祈ってます。)
にも関わらず、死者が一人もいないとは!
そのあたりにロシアを感じます。笑


お恥ずかしながらわたしく、友人からメールで事の次第を知りました。
(心配してくれてありがとう。)

だ、だ、だって学校でも話題に上らなかったんだもんっ!///

言い訳させてください。
ペテルブルクからウラル地方は北海道から沖縄ほど離れています。
(きっとロシア人でも、ウラル?ドコそれ?な人はいるはず)
なので、どことな~く遠い出来事の様。

人間やはり頭が大事ですね。(隕石的な意味で)


ペテルブルクは今日も平和です。

Sloth Lantana


とりあえず、「続けられたらいいな」という淡い希望を胸に好きなことを書いていきたい。

三日坊主の私が、果たして三日も続くのか!
という一抹の不安はあるものの、まあなんとかなるだろう精神で頑張る。

なまけものの成長記録。


そして、今日はブログを作れたので満足したので寝ます。

おやすみなさいまし。

Спокойной ночи!