2013/05/21

midnight sun


ロシアはもう白夜です。

英語ではmidnight sun ,white night などなど

ロシア語では Полярный день(極地の日) もしくは Белые ночи(白い夜)です。
Белые ночиはドストエフスキーの本の題名にもなっています。

そう白夜です。つまり夏です。
夜10時くらいでも全然歩いて回れる明るさ。

↓は5月中旬夜7時。 

↓11月中旬の午後5時と比べると、随分明るいですよね。


クラス内や家でも白夜の話題が度々上がるようになりました。

ロシアの冬は厳しく、日が登るのは遅く暮れるのが早いため、ほとんど出かけられません。
寒すぎて5分先のスーパーに行くのも大変です。

9月には寒くなり始め、5月までコートを来ているので、
このわずかな春夏はロシア人にとって特別なもののようです。
というか、このわずかな春夏のために生きていると言っても過言ではない!
ホストマザーも、真冬に「夏になったら・・・夏になったら・・・」とよく言っていました。

でもその気持ちよくわかる。
外が明るいだけで、晴れてるだけでなんて有難いんだろう!!!
と、自然の恵みに日々感謝しております。
冬は日に当たれないことのほうが多いので、(引きこもりの私でも)日光が恋しくなります。

なので白夜になってくると同時に、みんな活動的になってきます。
今まで全然街に人がいなかったのに、見違えるように人でごった返します。
白夜は夜でも危険が少ないので、沢山の人が出歩いています。

 残念ながら私は宿題に追われているので、なかなか散策できないのですが、
夜0時過ぎても、外から楽しそうな笑い声が聞こえてきます。こんにゃろー。


この時期はロシア旅行にピッタリ!!(だから誰か来て)
まだそんなに飛行機のチケットも高くないし、観光客もいないし熱くないし寒くないし。
真夏よりスリも少なそうだし。笑
人々のワクワクとした雰囲気が伝わってきて、非常にいい季節だなと思います。

日本ではロシア情報って全然ないし、旅行しようと思う人も少ないと思います。
けど、ロシアってかつては世界一の(お金持ち)王朝があった名残で、歴史的価値が非常に高い国です。
スパイ予防のためなのか、入国ビザの取得が面倒だったりしますが、それをしてでも来る意味はあると思う。(本当に!)

意外と見所があるので、各国旅行した方でも十分楽しめると思います。
(ただし、イケメンはいない。)


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