2013/05/16

夜深け



やはり最近、質のいい睡眠ができない。
12~1時には布団にもぐり寝る準備をしてるのに、なかなか寝れない。

しばらく経って時計を見ると2時。
ああ、まだ夜だ。寝よう。

羊を数えても、無心になってもなかなか寝れない。

またしばらく経ち、時計を見ると4時。
ああ、もう朝だ。寝れない。

またしばらく経って、時計を見ると6時。
やっと眠くなってきた。けど起きなきゃ。

そんな事の繰り返し。


留学生にとって、体というのは資本だ。
海外の病院なんて怖くて行けたものではないし、
慣れない地で生きるには健康でいるのが一番。

だから睡眠はとても大切だと思う。


しかし、寝れない理由は自分でよくわかってる。

休日は休日であることが嬉しすぎて興奮して寝れない。
平日は帰宅してご飯を食べシャワーを浴び宿題するともう寝る時間で。
自分のための時間が欲しい私は寝たくないのだ。
寝るともう明日になってしまう。

そんなこんなで、なかなか寝つけない。 



寝れない夜、私は決まってすることがある。

窓から、誰もいない道路を眺めること。
椅子に腰掛け、暗い部屋から暗い道路を眺める。
街灯と、店の明かりだけがついていて、車もあまり通らない。
街が眠った、夜深け。
 
私は、夜8時の沖縄でも夜道を歩けないくらいの怖がり。
誰も歩いてない道を、一人歩くのはなんとも心細いものだ。

そんな私でも、なぜか夜道を眺めるのは心地いい。
怖いもの見たさなのか、静けさが好ましいのか。

たまに通る車やバイクの音がやけに響いて聞こえる。
今まで何をしていたのだろう。どこから来て、これから何処へ向かうのだろう。
そんなことを考え、また静かになった道を見つめる。

みんなが寝静まった、夜深け。なんだかワクワクしてしまう。

夜の空気の冷たさが、日常の忙しさを忘れさせてくれる。
滅多に感じれない、『時』を感じ、一時の『暇』を手に入れる。


宵。夜中。真夜中。暮夜。深夜。深更。夜半。
夜を表す単語はたくさんあるけれど。

夜更け。夜深け。
夜が深いなんて、なんともロマンチックじゃないか。




~番外編~

しかし、夜道眺めすぎて夜が明けてくるときの後悔は凄まじい。
寝ればよかった!!何度思ったことだろう。
外見てる場合じゃないのよ。
寝なくちゃいけないのよ。夜は。

とにかく、夜は寝ないとだめなのよ、って話。



 

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