先日の4月17日に、エルミタージュ美術館前を偶然通りかかると、広場で軍のセレモニーが行われていました。
時は、第一次世界大戦最中の1917年。
この年の4月17日に、スイスへ亡命していたボリシェヴィキの指導者・ウラジミール・レーニンが『4月テーゼ』を発表しました。
『4月テーゼ』とは戦争を続ける臨時政府の全権をソビエトが握るべきと主張したもので、のちの十月革命へと向かう新たな革命の戦略となりました。
そして同年10月。
臨時政府は倒れ、ロシアは世界初の社会主義国家となります。
ソビエト政権の樹立です。
とまあ、そんな『4月テーゼ』に関する式典でございます。
詳しくは、NHK高校講座にわかりやすい説明が書いてあったので興味がある方はぜひご覧下さい。
こういう光景を見ると、ロシアは軍事国家なんだなと再認識させられます。
軍人の多いこと多いこと。
願わくは、人を傷つけるものではなく、守れるものだとよいのだけど・・・。
日本で自衛隊のセレモニーなどは見たことがないので、非常に新鮮でした。
軍の進行は迫力満点。
ロシア人なのに、みんな足ちゃんと揃ってる!!と驚いたのは内緒。
ソ連崩壊から20年。
ソ連時代を懐かしく思ったのか、泣いているおばあさん達がいたのが印象的でした。
時代とともに国が変わって行くのは仕方のないことだけれど、なんだか少し寂しい気もします。
いつか、今の日本を懐かしく思う日が来るのでしょうか。
今後日本がどのように変化して行くのかは分からないけれど、後悔の無く生きたいものですね。
特にミリタリーファンではないのですが、制服好きな私はすごく楽しめました。
人間ウォッチングしてみたり。
イケメンウォッチングしてみたり。
セレモニーの途中から雨が降ってきてすごく寒かったですが、満足満足。
セレモニーでの音楽が恐ろしくロシアだったので、動画いくつかアップロードしておきました。
~番外編~
セレモニーを撮影しているカメラマンがすごく可愛い動きだったので、私もつられて撮影。
この可愛さ、伝わるかしら。
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