2013/03/23

State Russian Museum


ロシアの(珍しく)いいところ。
 その一、美術館博物館が山ほどある。

その二、学生は割引、もしくは無料。(カフェなども学割ききます!!)

ということで、我らがロシア美術館のご紹介。


そもそもロシア美術館とは、何なのか。

話は1895年に遡る。
ロシア最後の皇帝、ニコライ2世によってロシア最初の国立美術館として開館した。
開館当初はエルミタージュ美術館やサンクトペテルブルク美術大学(私の学校)から借りてきた400数点しかコレクションがなかった。

しかし、今や収蔵品は40000点近くあり、ロシア最大の美術館となっている。




本館として使用されているミハイロフスキー宮殿は1835年に建てられたもので、ロシア新古典主義建築の傑作と言われている。

小さな入口を入り、KACCA(カッサ)と呼ばれる受付へ。








料金は外国人・ロシア人・大人・子供・受付の人(の気分)によっても違うので詳しい値段はわかりません><

けれど、学生は学生証を見せれば無料で入れます。(エルミタージュ美術館も)


 チケットを手に入れたらクロークで荷物を預け、いざ鑑賞!!


 子供達を連れて絵の勉強をしている人も。
ロシアでは授業の一環なのか、美術館に行くたびに子供たちに遭遇する。
さすがペテルブルク、芸術の街。




 クラムスコイ作、シーシキン画は最高傑作と言われている。
肌質や服しわ、ヒゲなど、どれをとっても素晴らしい。
特に注目して欲しいのは頭の生え際。本当にすごい!!
それにしても、シーシキンはイケメンさん。



実はロシア美術館、写真取り放題(フラッシュ禁止)。
絵に5センチ近くまで近寄れる。
しかし、触ろうとしたら最後、監視員が恐ろしい声で叱ってくる。




内装も素晴らしい。(けど写真が下手で素晴らしさが伝わらない・・・)





彫刻もあるよ。


そして我らがレーピンの作品。どどーん。




3時間以上観て回っても、まだまだ観きれない。
夢見心地なまま外へ出ると、もう真っ暗。

本当に美しい絵ばかりなので、ぜひ生で観ることをおすすめします。
(だからロシアに来てね。てへっ)




~番外編~

ブログ書くために写真を漁ってたら驚いた。
まともに使える写真がありゃしない。
ということで、なんでこんな写真を撮ったんだ(ロシア美術館)の巻。
















おまけのおまけ。
ロシア美術館前の広場にあるプーシキン像。
ちなみに像の上に乗っている鳥は全て生きてます。(ホント)
像の一部じゃありません。


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