2013/03/29

妹、弟、そして黒豆


一週間ほど前になりますが、弟が幼稚園を卒園しました。
(けーちゃんおめでとう!)
 もうすぐ小学生です。

妹も気づけば小学3年生。

そして、愛犬の黒豆も、もう10歳。
立派におばあちゃんです。


 月日が経つのは早いもので、あっという間に過ぎてゆく時間を恐ろしくも思ったりしますが、彼らの成長を見れるのは、やはり感慨深いものです。


  
妹が生まれたとき、嫌だ、と泣き叫び抱っこを拒否しました。
弟の妊娠を知ったとき、残酷にも下ろして欲しいと母に頼みました。

それから数年の歳月が立ち、今では立派にケンカし合う仲に。
(年齢なんて関係ないさ)

かつて、自分の脅威だったものを愛おしく思う日が来るなんて。
人生は実に不思議なことばかり。


過去を振り返ると、とてもじゃないけど平和とは言えない暮らしでした。
でも、その嵐のような日々をなんとか今日まで生きてこれたのは、妹、弟、あってのことだと思います。

育てていかなければという責任感からなのか、子供たちの純真無垢な希望に感化されたのか、はたまたその両方なのか。

理由はわからないけど、確かにあの時の私たちの生きる糧でした。(今でもね。)

愛しい兄弟たちの未来が明るいものでありますように!
お姉ちゃんは二人の成長を楽しみにしてるよ。

少し早いけど入学、進学おめでとう。


そして我が家の黒豆さん。
彼女ほど素晴らしい犬に未だかつてお会いしたことはない。

黒豆を枕に、何度涙で袖を濡らしたことか。

黒豆に悩み事を聞いてもらったり、愚痴をいう度に深い溜息をつかれ。
「そんなこと悩んでんの、おバカねえ」と言われてる気分でした。
頼りになる姉のような存在です。犬ですけど。

私が甘えたいときは傍に来て、「しょうがないから甘えさせてやるわ、ホントは嫌だけど」って声が聞こえてきそうな優しい黒豆さん。

黒豆には頭が上がらないし、黒豆の方向に足を向けて寝れないです。
ほんと、お世話になってます。
これからも健康に長生きしてね。

ちゃんと出されたご飯食べるんだよ。




と家族を振り返り哀愁に浸ると同時に、やらなければいけない課題から暫し目を背けるのであった。


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