2013/02/17

春の兆し


最近、日が長くなった気がする。




ロシアへ来てまず驚いたのが朝の暗さだった。
それはもう、真夜中かと思うくらい暗い。(↓11月始めの朝7時頃)

















学校へ向かうとき、電灯や家の明かりを頼りに、転ばないようにゆっくりと歩く。
慣れない靴と慣れない氷道は非常に滑りやすい。

そんな私を横目に、ロシア人たちは早足で過ぎ去っていく。
それはもう、有り得ないくらい早い。
こんな時に足の長さの違いを実感する。


暗く寒い道の途中、滑って盛大に尻餅をつく度に、
何やら、何か大事なモノ(主にやる気)も落としたような気になり
学校に着く頃には身も心もボロボロになっているのが常だった。


それが、近頃のロシアさん、朝が薄明るい。
気のせいではない。
私がロシアに慣れたせいでもない。


冬が終わったのだ!




今年は例年稀に見る大寒波が来ると言われ、どんな寒さになるものか怖々としていたが、
 なんて事はない。ぺテルではちょっと気温が-20°以下になり、鼻の中が凍るくらいだ。
ジーンズを穿いても足が痛くなり、手袋をしても手がかじかむくらいだ。

 
ホストマザー曰く、「今年の冬は暖かかった」



そんなロシアも雪解けが始まり、春の兆しが見え始めてきたようだ。
まだ気温は氷点下だが、それでもうんと過ごしやすい。
長い冬が明け、これからは街もだんだんと賑やかに彩り豊かになっていくのだろう。




























そして私は今日も部屋にこもり、寒さとは無関係の生活を送るのであった。



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