今日は油絵のобход(アプホット、テストみたいなもの)でした。
朝から学校に行き、展示の用意をします。
エスキース(ラフ絵)を紙に綺麗に貼っていたり、
油絵につや出しの油を塗ったり。
教室に落ちているゴミを拾い、 мольберт(イーゼル)を並べていきます。
先生が一人ずつ作品を見ていき、
上手さや色の具合で、どれをどんな風に並べるか決めます。
例のうちのクラスで一番上手い人。
他のクラスも見て回ったけど、私が見た限り一番上手です。彼。
教えてくれる先生によって、クラスごとに絵の雰囲気が違います。
例えば、 はっきりとした色で明るく強い肖像画や、色のトーンが暗めの肖像画。
横向きが多かったり、間の取り方が不思議だったり。
私のクラスは、どちらかというと柔らかい感じ。
境界線を擦って擦って、ぼんやりとさせることが多い。
そういう意味で、彼の作品は本当にお手本になります。
真ん中の絵はクラスメートを描いたものだけど、本人にそっくり!
ああ〜もっと上手になりたいです。
さて、人物画と言えば欠かせないのが解剖学。
ロシア語ではанатомия(アナトーミヤ)。
これは、油絵科、修復科、グラフィック科合同で、講義を受けます。
週に1回は座学で、週に1回は絵を描く授業です。
もちろん全部ロシア語。
今は頭蓋骨。
真ん中の大きな頭蓋骨の模型を使って説明してくれます。
日本語でも分からないのに、ロシア語でなんて全然わかりません。笑
テストでは、模型を見ないで描かないといけないそうなので、
寝る間を惜しんで、骨を覚えなきゃ…
別に骨に興味ないのに…笑
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