It's not your fault.
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マット・デイモン 、ロビン・ウィリアムス、ベン・アフレック他
青年ウィルは天才的な頭脳を持つが、過去の出来事によって心を閉ざし非行に走っていた。
そんな折、彼の才能に気づいたMITの数学教授ランボーはなんとか彼を更正させようと、
自分の友人であり心理学者のショーンとのカウンセリングの場を設ける。
ショーンもまた、妻を亡くし、心に傷を負うものだった。
最初は反発し抵抗していたウィルだが、ショーンの心に触れ次第に心を開いていくが・・・
どうしようもない傷があったとしても、孤独に苛まれていたとしても、
たったひとりでもいいから自分を認めてくれる人がいたら、人間は生きていける。
そのたった一人を求めて、人は一生をかけて
愛を探すのかもしれないし、自分の才能を磨いていくのかもしれない。
尊敬する師や、なんでも分かち合える友や恋人というのは、
人生で出会えたとしても、ほんの僅かだろう。
一体、どれだけの人が妬み恨みなしに心底相手の成功を喜べるのだろうか。
この映画は、人間関係の、まさにお手本のようなものだと思う。
友人の悲しみを慰め、望みを手放しに応援できるような人でありたい。
偽善的といわれても、それは不可能ではないはずだから。
時にわだかまりがあっても、それでも分かり合えたのなら、
これ以上の幸福はないはずだ。
理解者がいることほど、揺るぎない自信になるのは無いのではないだろうか。
数多くなくて良い。
少数でも、そいういう人間関係を築いてゆきたい。
悲しい涙も辛い涙も嬉しい涙も、全部この中に詰まってる。
信じられないくらい泣いてしまった。
しかも、脚本はマット・デイモンとベン・アフレックが
学生時代に共同で書いたというから驚きだ。
若き日の二人の天才に拍手!><
心を閉ざした天才少年っていう設定は有りがちなんだけども、
そんなのは気にならないくらいの名台詞の数々。
ぜひ映画で確認してください!
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