2013/04/01

南極料理人[2009]


氷点下54℃ 家族が待つ日本までの距離14,000km。
究極の単身赴任。

監督:沖田修一
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、 etc...


西村(堺雅人)は料理人として南極に派遣される。
アザラシはおろかウィルスさえ生存しない極寒の地で約1年間過ごさなければならない。
彼の他には同じく派遣された7人の個性豊かな南極観測隊員たち。
日々の楽しみは食事だけ!
彼らと織り成す日々の喜怒哀楽記。

↓予告編
http://youtu.be/TzRvOKLd-kU


これ、原作あったんですね。
知らなかった。



読んでみたいわ~。


南極とまではいかなくても、なかなか過酷なロシア留学をしている私としては、
共感しまくり、笑いまくり、お腹すきまくり。

わかる・・・
わかるよ、その気持ち・・・

と、何度相槌をうったことか。

南極という限られた空間、限られた食材で作る料理も然ることながら、
俗世と隔離された隊員たちの心情が見事。

これといった娯楽もない閉鎖的な場所で、自分を正常に保つのはとても難しいことだと思います。
 誰ともなく少しずつおかしくなって、連鎖的にどんどん広がってしまう。
特に、自分で望んだならまだしも、自分から望んだわけではない単身赴任なら、
なおさら不安や不満が増えるのでは。

だからこそ、自分への許容が、心の均衡を保つ鍵だと思ってます。

かく言う私も、休日は遅くまで寝て、ポテチ片手に映画を観てます。
本当は早起きし、勉強なり散策なりするべきなのはわかってます。
ポテチだって体に良くないのも知ってる。

けれど、惰眠を貪る幸せ、月1度のポテチをボリボリ食べる幸せ。

これをあえて許すことでなんとか自分を保てているんだ!(と自分を納得させる。)


ともあれ、シリアスな部分も多々ありますが、
基本的には非常に笑える文字通り美味しい映画です。
すっごくオススメ!

そんなこんなで、おにぎり片手に家族と笑いながら観たい映画。



~番外編~

ロシアに来てからというもの、すごく美味しいものに飢えている。
夢に出てきそうなほど。
お腹が空いてるわけじゃない。
美味しいものが(少量でいいから)食べたいのだ!!

誰カ、至急求ム。
オイシイ映画。

ということで、美味しそうな料理が出る映画あったら教えてください。
すぐ観るので。

0 件のコメント:

コメントを投稿