氷点下54℃ 家族が待つ日本までの距離14,000km。
究極の単身赴任。
監督:沖田修一
出演:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、豊原功補、 etc...
西村(堺雅人)は料理人として南極に派遣される。
アザラシはおろかウィルスさえ生存しない極寒の地で約1年間過ごさなければならない。
彼の他には同じく派遣された7人の個性豊かな南極観測隊員たち。
日々の楽しみは食事だけ!
彼らと織り成す日々の喜怒哀楽記。
↓予告編
http://youtu.be/TzRvOKLd-kU
これ、原作あったんですね。
知らなかった。
読んでみたいわ~。
南極とまではいかなくても、なかなか過酷なロシア留学をしている私としては、
共感しまくり、笑いまくり、お腹すきまくり。
わかる・・・
わかるよ、その気持ち・・・
と、何度相槌をうったことか。
南極という限られた空間、限られた食材で作る料理も然ることながら、
俗世と隔離された隊員たちの心情が見事。
これといった娯楽もない閉鎖的な場所で、自分を正常に保つのはとても難しいことだと思います。
誰ともなく少しずつおかしくなって、連鎖的にどんどん広がってしまう。
特に、自分で望んだならまだしも、自分から望んだわけではない単身赴任なら、
なおさら不安や不満が増えるのでは。
だからこそ、自分への許容が、心の均衡を保つ鍵だと思ってます。
かく言う私も、休日は遅くまで寝て、ポテチ片手に映画を観てます。
本当は早起きし、勉強なり散策なりするべきなのはわかってます。
ポテチだって体に良くないのも知ってる。
けれど、惰眠を貪る幸せ、月1度のポテチをボリボリ食べる幸せ。
これをあえて許すことでなんとか自分を保てているんだ!(と自分を納得させる。)
ともあれ、シリアスな部分も多々ありますが、
基本的には非常に笑える文字通り美味しい映画です。
すっごくオススメ!
そんなこんなで、おにぎり片手に家族と笑いながら観たい映画。
~番外編~
ロシアに来てからというもの、すごく美味しいものに飢えている。
夢に出てきそうなほど。
お腹が空いてるわけじゃない。
美味しいものが(少量でいいから)食べたいのだ!!
誰カ、至急求ム。
オイシイ映画。
ということで、美味しそうな料理が出る映画あったら教えてください。
すぐ観るので。
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